ここから本文です。
2026(令和8)年度予算は、県民の皆さんの生活の安定・向上とともに、将来世代のためにするべきことを重視して、4つのポイントを基に編成しました。
阪神・淡路大震災から、県民の命と暮らしを守るためには事前の備えが何よりも大切であると学びました。自然災害対策だけでなく、インフラの維持管理、医療・介護の充実、食の安定供給など、多方面で安全安心の基盤を整え、次の世代へ引き継ぎます。
人口減少が進む中で地域を持続的に発展させるには、中長期的な視点で挑戦を積み重ねることが不可欠です。次代を担う若者が活躍できる環境づくり、地域資源の磨き上げや発信、ものづくり力を生かしたイノベーション創出などに取り組み、地域の力と誇りを高めていきます。
豊かな自然や美しい景観、受け継がれてきた産業・食文化といった貴重な資産は、一度失うと容易には回復できません。森林管理や豊かな海の再生、農林水産業・地場産業の発展、伝統文化や景観の保全に取り組み、将来世代から託されたこれらの資産を、その価値を損なうことなく次の世代へ引き継ぎます。
阪神・淡路大震災による巨額の財政負担を背負い、改革を続けてきましたが、本格的な金利上昇の局面を迎え、これに対応した財政運営への転換が必要となっています。歳出の適正化とともに、人材育成など将来への投資も進め、長期的に次の世代の負担を軽減することを目指します。
県の人口移動状況は、前年から改善したものの、現在も転出が転入を上回っています。引き続き「若者・Z世代応援パッケージ」などの取り組みを強化し、若者一人一人が存分に力を発揮できる環境づくりを推進することで、改善の流れを確かなものとします。
安全で安心して暮らせる基盤があってこそ、地域の経済や文化は発展し、新たな挑戦も芽吹きます。災害や犯罪、健康不安など多岐にわたるリスクから県民を守り、誰もが安らかな日々を過ごすことのできる環境づくりを進めます。
物価や金利の上昇が企業経営に大きな影響を及ぼし、世界経済も地政学的リスクの高まりから不透明感を増しています。こうした環境下にあっても、兵庫が有する多様で豊かなポテンシャルを最大限に引き出し、県全体の活力向上と持続的成長を目指します。
気候変動が農林水産業に多様な影響を及ぼし、生息環境の変化などにより野生動物や特定外来生物による被害も深刻化しています。ひょうご五国の風土の下で育んできた暮らしや産業、文化を守り、次代に継承していくため、人と自然が調和した地域づくりを進めます。
県政の多様な施策を進めていくため、持続可能な行財政基盤の確立に力を注ぎます。

お問い合わせ