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高齢化の進展により介護サービス需要が増大する一方、生産年齢人口減少が見込まれる中、重度化防止や自立支援の取組は、重度化の進行が避けられない方や家族介護におけるレスパイト等、介護サービスが担う役割にも配慮しつつ、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らすためのQOL改善に資する取組として重要度が増しています。
県では、介護施設等における自立支援・重度化防止のための取組を促進するため、自立支援・重度化防止の先進的事例・好事例を募集し、その横展開を図ることとしています。
下記に、応募いただいた介護施設、事業所の先進的・好事例の取組を掲載しておりますので、介護施設、事業所の関係者及び利用者・ご家族等の皆様におかれましては、自立支援・重度化防止の普及推進にぜひお役立てください。
| 応募年度 | 法人名・施設名 | サービス種別 | 取組分野 | タイトル |
|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム万寿の家 |
介護老人福祉施設 | 機能訓練 | 「自立への第1歩、おむつからトイレへ。」 |
| 令和6年度 | 社会福祉法人明石恵泉福祉会 介護老人保健施設恵泉 |
介護老人保健施設 | リハビリテーション | 「well-being designer(ウェルビィーングデザイナー)への道」 |
| 令和6年度 | 社会福祉法人正心会 ハピネス川西シルバーデイサービス |
通所介護 | 機能訓練 | 「機能訓練とレクリエーションで心身の健康と活力を引き出す取り組み」 |
| 令和6年度 | 株式会社ポラリス 兵庫県内全18事業所 |
通所介護 | 機能訓練 | 「自立支援介護に特化したポラリスの挑戦:歩行改善と介護保険卒業への道」 |
| 令和6年度 | 社会福祉法人神戸海星会 手しごとデイサービスタブリエ |
地域密着型通所介護 | リハビリテーション | |
| 令和6年度 | 社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団 あわじ荘認知症対応型通所介護事業所 |
認知症対応型通所介護 | 機能訓練 | 「収穫を通して、楽しみとやりがいを感じられる園芸活動」 |
| 令和6年度 | 社会福祉法人播陽灘 特別養護老人ホームいやさか苑 |
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 | その他 | 「ムーブエイドケア」 |
| 令和6年度 | 株式会社やさしい手 かえりえ加古川尾上 |
看護小規模多機能型居宅介護 | 機能訓練 | 「歩いて帰ろう!歩行訓練の旅」 |
| 令和7年度 |
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介護老人保健施設 |
リハビリテーション | 「シニアファッションショーへの出演をきっかけとした生活意欲向上・更衣動作獲得」 |
| 令和7年度 |
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介護付き有料老人ホーム | 機能訓練 | 「生活の質向上に向けた機能維持アクティビティ」 |
| 令和7年度 |
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介護老人福祉施設 | 機能訓練 | 「お部屋の外へ行きましょう」 |
| 令和7年度 |
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地域密着型通所介護 |
機能訓練 リハビリテーション |
「お風呂を最高のリハビリに。超健康社会を支える『一生自分らしく』を支える支援」 |
| 令和7年度 |
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通所介護 | 機能訓練 | 「ショッピングリハビリによる地域参加支援と自立促進」 |
ベッド上での生活となっていた利用者に対し、福祉用具や介護テクノロジーを活用し、車椅子生活への移行とおむつからトイレでの排泄に向けてアプローチを実施。
結果、テープ止めおむつから布パンツ+パッド使用となり、さらには自力での拭き取りやトイレを流す動作までできるよう改善。

施設長メッセージ(特別養護老人ホーム万寿の家)(PDF:725KB)
ホームページ(特別養護老人ホーム万寿の家)(外部サイトへリンク)
well-being(本人の幸福)促進に不可欠な10個のキーワードを作成。(対話重視、多職種協働、包括的視点等)
研修や演習により職員の意識改革やスキルアップを図る取組を実践。
評価指標による効果も測定。

取組紹介(生活期リハビリテーション事例)(PDF:7,127KB)
川西市の「日常生活自立度改善インセンティブ事業(令和5年度一般型部門(食事、介護の提供等))」に参加し、機能訓練や手芸、手指運動等のレクリエーション、園芸活動により、市内で最高改善率を達成。

申請書(ハピネス川西シルバーデイサービス)(PDF:572KB)
取組紹介動画(ハピネス川西シルバーデイサービス)(別ウィンドウで開きます)
ホームページ(ハピネス川西シルバーデイサービス)(外部サイトへリンク)
利用者のモチベーションが向上する目標を設定のうえ、Pウォーク(免荷装置付きトレッドミル)により、車椅子の利用者等でも安全な歩行訓練を実施。
期間中の改善率は15.5%、介護3以上の利用者では46.9%

手芸作品の作成・販売によるリハビリ効果・意欲の向上
手芸の得意な介護士等と完成度の高い作品作りに取組、お互い褒め合うことでリハビリの相乗効果。
地域で行われる「手しごと市(手芸品の販売会)」やチャリティバザー等で作品を販売し、「買ってもらう」喜びや、やりがいを実感できる機会を設けており、「売れるものを作りたい」など意欲の向上。
利用者アンケートによる成果確認も実施。

申請書(手しごとデイサービスタブリエ)(PDF:560KB)
淡路景観園芸学校の研究事業に参画
令和5年度県立淡路景観園芸学校「園芸療法を活用した認知症進行予防プログラム開発と効果検証」の協力機関として、1年間、園芸療法士による園芸療法プログラムを実施。
指標による評価を行うなど根拠を踏まえた取組。

申請書(あわじ荘認知症対応型通所介護事業所)(PDF:516KB)
「ムーブエイドケア」として、利用者に適合する移動移乗福祉用具の選定を支援し、福祉用具を活用した移動移乗を行うことで、利用者の活動範囲の広がりや、二次的に介護者の腰痛予防に効果を発揮。
組織内での活用の定着のために、介護職員から管理者へ意見の共有ができる会議のあり方をルール化して実践。利用者の怪我を防止することで重度化の予防に寄与。

申請書(特別養護老人ホームいやさか苑)(PDF:239KB)
高次機能障害で運動量に課題のある利用者に対し、好きだった散歩や登山の趣味を踏まえて、施設から自宅までの距離(1.2km)の距離で万歩計による歩行訓練を実施。
歩行状態等の実績について、生成AIを活用して報告書を作成、家族にも共有。
地図に印を付けて、何キロ歩いた、あと何キロなどモチベーションの維持に努めた。

大学とのコラボ企画として、利用者をモデルに「シニアファッションショー養力コレクション」を開催。
ファッションショーへの参加をきっかけに生活意欲が向上した結果、通所リハビリでは自主的な取り組みを継続したことから更衣動作の獲得に繋がった。

申請書(老人保健施設清華苑養力センター等5事業所)(PDF:1,247KB)
刻み食・ミキサー食の入居者を対象に、嚥下機能の維持向上を目的とした嚥下レクリエーションと、可動域維持や筋力低下予防のいきいき体操を実施。
継続的な運動を促し、口腔機能と身体機能の維持向上にもつなげた。

部屋にこもりがちな利用者に対し、ADLの自立度を高めるためにリハビリテーションを開始。
個々の希望に応じた外出支援を通じて、生活意欲の向上や日常生活動作の自立度の向上に繋げている。
「トイレでいつでも排泄ができるようになりたい、外食に行きたい」など様々な要望が出るようになり、リハビリテーションを通じて生活の自立度を上げ、外出機会など生活の質を上げる取り組みを行った。

申請書(特別養護老人ホームちくさの郷)(PDF:563KB)

買い物を通じて移動・判断・交流を促す「ショッピングリハビリ」を実施。地域の商業施設を舞台に、自立支援と社会参加を両立する仕組みを構築。
TUG改善率が72%と高く、転倒リスクの目安である 13.5秒未満の利用者は 13名→16名(+3名)に増加。
握力は左右ともに改善・維持が多数(左:88%、右:92%)であり、筋力低下の抑制(フレイル予防)の観点から一定の効果が示唆された。

お問い合わせ
部署名:福祉部 高齢政策課 介護基盤整備班
電話:078-362-7711
内線:73504、73507
FAX:078-362-9470